樹氷と強風を満喫〜高見山〜 2009.1.11 おかん(嫁さん) |
正月以来の寒波がやってきて、我が家の周りの山も真っ白。 朝から家の用事がいろいろとあり、ひと段落した時には、時計の針はもう11時! 山の道具を車に積み込んで、慌てて家を出た。 ※参考コースタイム※ 登山口(小峠)12:00 ===笛吹岩13:10 ===高見山山頂13:25〜13:55===大峠14:35===登山口(小峠)15:05 写真アルバム 高見山へ登る時には、我が家から最後のコンビニになる菟田野のローソンでお弁当を買って、車の中で食べることにした。 時間が中途半端なのと、今日の雲の流れから判断して、山頂は強風だろうと推測。 寒い山頂で食事をするよりも、暖かい車の中で食事をしようという訳。 所々に雪が残る国道166号線の杉谷登山口の周辺には、路肩駐車する車で一杯。 この時間から登る方もいるようだ。 今日は楽をして小峠から登るので、高見トンネル手前から旧道へハンドルを切る。 軽四が走るにはサイズが合わない雪の轍にハンドルを取られながら、非常に緊張して車を操り、小峠に到着した。 先ほどまで空は雲に覆われていたが、時折晴れ間が覗くようになり、ちょっと期待をさせてくれる。 鳥居をくぐり、急な階段を登ると、踏み固められた登山道が樹氷の下に続いている。 太陽の光が差し込むたびに、カメラのシャッターを切る。 10分ほどしか歩いていないけれど、山は久々のおかんは辛そう。 まぁ景色を楽しみながらゆっくり登りましょう! |
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道は真っ白! 当然スタッドレスかチェーンは必携 |
小峠 | アイゼンも必携です |
下山してこられた方から、「山頂は青空が広がって、凄く綺麗でしたよ。」と声を掛けられ、気は焦るけれど、なかなか足は進みません。 なんとか天気がもってくれたらいいんですが・・・・・。 この時間帯になると、ほとんどが下山者。 足を休めるために、道を譲ることもしばしば。 笛吹岩から見える台高の尾根は、今日は残念ながらガスの中。 目の前を、ぐんぐんとガスが上がってきて、目の前を通り過ぎると天高く駆け上がっていく。 晴れた時のここからの景色は素晴らしいものがあるので、皆さんにも是非とも見ていただきたいなぁ。 ここは風裏で暖かいけれど、山頂はめちゃくちゃ寒いみたい。 下山する人は、きっちりとフードを被り、完全武装だ。 |
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笛吹岩 | 風の強さが伝わらないのが残念 | |
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山頂手前からは北風が一段と強くなり、耐風姿勢を強いられる。 樹氷の写真を撮るのも至難の技。顔が凍りつきそう。 山頂の避難小屋は満員のため、風をよけて神社の東側で休憩。 テルモスのホットコーヒーで、体を解凍する(笑 おやつ代わりに菓子パンをほお張ったが、冷たくてコーヒーで流し込むようにして食べる始末。 東の三峰山は、ガスの中。南の明神平方面もガスの中。 唯一展望が効くのは、北側だけだ。 避難所の上の展望台で、強風が吹く中、カメラを片手にガスが晴れるのを待つが無理みたい。 太陽が雲に隠れるようになったので、大峠方面へ下山にかかる。 この南側斜面は、風があたらず暖かく感じる。 雪が柔らかくクッションを吸収してくれので、足腰に優しいのがうれしい。 12月に登った時は、石がゴロゴロしていて大変歩きにくかったのを思い出した。 |
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時折覗く青空を楽しみながら、一気に下山。 大峠へ降りきる手前を右へ方向へ変える。 大峠には、車が数台止まっていた。 夕焼けを撮影するために、今から登られる方もおられるようだ。 ここからは伊勢街道となり、杉や桧の中を進み、穏やかに高度を下げていくと小峠に到着する。 冷え切った体は、「東吉野温泉みのや」で暖めた。 |
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また青空が広がってきた | 大峠に降り立つ手前を、右へ | 伊勢街道 |
小峠に到着 | 下りもビビリます(^^ゞ | 杉谷登山口付近 |
戻るん? |
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