第6回おやじキャンプ(おやキャン)         
2007.11.3〜4
メンバー:H.EIさんTinoさん、あかパパ、しんごくん

 キャンプ関係のサイトを運営されているTinoさんのHPの掲示板で、お父さんだけのキャンプもしたいなぁと盛り上がったのは、いつの頃やったかなぁ。
焚き火を囲んで、お酒を飲むだけでもいいから集まらへん?との呼びかけに応じたおやじ達が集まって第1回を開催したのが、3年前。
フタを開けてみると、そこは日頃キャンプでこき使われている腕を振るっている猛者ぞろい。毎回豪華料理が並んでいる。
昨年は、集まる機会が無かったけれど、今年は何とか日程調整がつき開催できる運びとなった。



夕日を正面に眺めながら、高速道路をひた走る。
車の荷室は、食材やアルコールの詰まったクーラーボックス、ダッチオーブンなどキャンプ道具が満載。
一人でも家族でもボリュウムが変わらないのが、反省点やね。


宴会場(あえてキャンプ場とは書かない)までは、我が家から車で2時間ほどの距離。
もう宴の時間は始まっているかも知れない。ぐっとアクセルを踏もうとするが、パトカーやIC出口では飲酒検問に遭遇し、はやる気持ちを抑える。
狭い山道を右へ左へと車を操りながらぐんぐん高度を上げていく。真っ暗な中に時折現れる対向車のヘッドライトにほっとする。
 日もとっぷりと暮れた宴会場には、怪しげな人影が集っている。
屋根付のテーブルでたむろされている雰囲気は、まさしく公園生活者!?





挨拶もそこそこに早速宴会料理の準備にとりかかる。
今回のメイン料理は、ぼたん鍋。H.EIさんが猪肉を手に入れられたので、提供していただいた。
また、我が家の冷凍室にも眠っていた猪肉があったので、併せて提供させていただく。
今日のために準備していただいた薪ストーブ(Tinoさんありがとうございます)に載せられた、これまた今日のために購入された土鍋
(H.EIさんありがとうございます)に、味噌仕立てのスープを入れて、猪肉、野菜をどさっと放り込む。
鍋ができるまでの間、スィートポテトや燻製が出てきた。芋焼酎もどんと置かれている。





熱々の牡丹鍋をはふはふ言いながら、口に放り込む。
「うまい!」

がつがつと頬ぼり、ぐいぐいと飲む。外気温は何度かわからないけれど、体も温まってきた。
酔うほどに饒舌になり、語り合う。話題はやはり世界情勢について。(というコトにしといて下さい)

お腹がふくれたら、焚き火の周りに車座になる。
焚き火の炎は、妖しい癒し効果がバツグン。
じっと眺めているだけで、心が洗われていくようだ。
持参した薪も残り少なくなり、午前1時前に宴はお開きとなった。






何回か、バイクや車の音で目が覚めたが、じきに深い眠りへと落ちていく。
シュラフの下には、たっぷりとマットをひき、また毛布を上から被ったので、寒さしらずだった。
車でのキャンプは荷物を沢山運べるので便利。山だとこうはいかない。

日の出の時間にはまだ早いけれど、テントを這い出て、肌寒い外に飛び出る。
気温は5度くらいか。吐く息が白い。
吐く息が白くなるときは、10度以下というのを何かで読んだことがある。
鼻からの息が白くなるのは、4度以下らしい。

展望台でH.EIさんと太陽が昇るのを待つ。
東に見える稜線は、大峯のようだ。
恐ろしいほどの素晴らしい朝焼け。ナウシカの「火の七日間」を連想するといえば判ってもらえるだろうか。

宴会場に戻り、徐々にメンバーも起きだしたので、朝ごはんの準備をはじめる。
ご飯が炊けるまで、ソーセージや玉子焼きが出てくる。
白ご飯(新米)&お味噌汁(インスタント)でもうお腹いっぱい。

おやじ5人の記念写真を撮って、今回は解散。
近いうちに再会することを約束した。





戻りまっせ〜