木ノ実ヤ塚
2007.11.10
メンバー:単独
コースタイム:麦谷林道登山口(10:12)〜二階岳(10:30)〜木ノ実ヤ塚(11:27〜12:00)〜二階岳(13:06)〜麦谷林道登山口(13:25)
        ※撮影しながらのタイムです
写真アルバム



ほんまやったら、今日は大峯方面へ出かける予定やったけれど、天気予報が芳しくないので諦めた。
遅くに起きると、雨がポツポツと降ってる。でも、雲の隙間からは青空が覗いている・・・・・・。
う〜ん、とトイレできばること悩むこと、数分。我が家から1時間少々で登山口へ行ける木ノ実ヤ塚にする。

菟田野のコンビニで食料を買い、国道166号線とは鷲家で別れる。
東吉野村役場を右手に見ながら、四郷川に沿うように県道は走っている。
麦谷口からは右折して林道麦谷線へ。
分岐に建っている消防機庫の横のカエデが綺麗に紅葉している。
もうこの辺りまで色づいてきているのか。上の方はもう遅いかなと心配になる。
集落を過ぎると、つづら折の道。
谷を彩る紅葉に目を奪われながら、注意深く運転するが、登山口近くではガスに覆われてしまった。残念・・・・・。
登山口には、車が2台。こんな天気でも登る人がいるんや。
ちょっと嬉しくなりながら、ズボンを下ろし膝痛防止のサポーターを装着する。


ガスに覆われて周りは乳白色の世界。
雨上がりの滑りやすい足元に注意しながら、杉林の中を歩く。
遠くからチェーンソーのうなり声が届く。
紅葉している木もあるが、ほとんが落葉している。
ちょっと時期が遅かったなぁ。
軽く汗が出る頃に、二階岳を通過する。


小さなピークを幾つか越えた。
相変わらず、濃いガスに覆われている。
木の枝から落ちる滴からカメラを守りながら、モノクロの世界を切り取る。
足元には落ち葉の絨毯が登山道を覆っている。
ルートの確認は尾根筋は判りやすいけれど、広い所では不安になるので、注意深くテープを確認する。


滑りやすくて少々キツイ登りを頑張ると、木ノ実ヤ塚だ。
落ち葉の絨毯でふかふか。
ここから薊岳までは、30分ほどの距離やけど、景色を楽しめそうにないので、今日はもうここで終わり。
湯を沸して、昼食の準備。
薊岳山頂での話し声が聞こえてくる。空気中の水分量が多いので、音が良く聞こえるのかも知れない。
こちらのラーメンをすする音が向こうまで聞こえたら恥ずかしいので、行儀よく食べる小心者。




帰る頃になるとようやく、明るくなってきた。
東側の斜面は、日が当たり輝いている。
今までのモノクロの世界に
彩が差し込んでくる。








林道の紅葉も堪能しながら、家路についた。


戻りまっせ〜